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口内炎の原因と予防法

口内炎

口内炎の原因や治療方法から予防におすすめのサプリを徹底解説!

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こんにちは、おくちせれぶです。
今回は痛くてやっかいな口内炎について解説します!

「口内炎が出来てしまってしみて痛い・・・。」

「せっかくの食事が楽しめない・・・。」

「痛くてしゃべりにくい・・・。」

小さなものでも、一度できてしまうと日常生活に様々な不自由さを招いてしまう口内炎。

「やっかいなものができてしまった」と残念な気持ちになったことがある人も多いのではないでしょうか?

痛いし、しみたりもするので不快感がありますよね

実は、私自身も口内炎ができやすくて長年の間、本当に悩んでいました

そこで生活を見直し、歯科医師の先生に相談しながら栄養の勉強をして、生活の改善やサプリメントを飲むようにしたところ口内炎が出来なくなって快適な毎日が送れるようになりました

それ以来、何度も繰り返していた口内炎はすっかりできなくなりました。かれこれ4年間で一度もできていません

すごい!どうやったんだろう?

調べていくうちにわかったことは、口の中も消化管の1つなので、胃や腸の粘膜に現れる不快症状と同じように、免疫力や健康状態と深く関わりがあったということでした。

そこで今回は、この厄介な口内炎を予防する方法について、私の経験と歯科学で推奨されている方法の両面から判明したことをお知らせしたいと思います。

この記事を読んで、口内炎を予防して快適な毎日を過ごしてもらえたら嬉しいです。

口内炎とはどのような病気か?原因は?

口内炎は口の中の粘膜の表面(上皮)が破れてしまい、内部が露出してしまった状態のことをいいます。

ほとんどの場合で炎症を伴うので、何かの刺激が加わると痛みが生じてしまいます。この時に生じた炎症部分には血や様々な体液が集まってくるのでタンパク質が豊富です。

一方で、そのタンパク質には細菌が集まりやすく繁殖もしやすい環境となっているので、口腔内を不潔にしておくと口内炎がますます悪化してしまうという特徴を持っています。

炎症があるからこそしっかり歯磨きをして感染拡大を防ぎましょう

歯ブラシが口内炎にぶつからないように気をつけてくださいね

この口内炎には、実はいくつか種類があってその原因によって呼び名や性質が異なります。

口内炎の種類と原因

  • アフタ性口内炎:疲労や栄養バランスの乱れからできる白い楕円形をした潰瘍
  • カタル性口内炎:噛んで傷つけてしまった場合などに生じるただれのような口内炎
  • ウィルス性口内炎:ペルペスなどが原因となる水泡を作る痛みの強い口内炎
  • カンジダ性口内炎:ニコルスキー現象とよばれる上皮の剥離が起こる口内炎
  • アレルギー性口内炎:金属や食物によるアレルギーによって生じる口内炎

これらの口内炎について共通していることは健康状態です。免疫力の低下や口腔内の清潔さによって、口内炎ができるかどうか、どのような種類の炎症を起こすかが違ってしまいます。

また、唇を噛んだ、歯列矯正の装置にひっかかったなどの傷が原因となってそのまま口内炎に移行する場合がありますが、やはりその背景には健康状態の良し悪しが潜んでいます。

口内炎は予防することができるのか?

私の場合、仕事柄もあって定期的に歯のクリーニングを行っていますし、毎日15分以上歯を磨いているので清掃状態は問題ありませんでした。

歯並びも悪くないので口腔内に傷をつけるということもほとんどありません。

それにもかかわらず口内炎がよくできてしまっていたのですが、採血や様々な検査の結果、私の場合は胃腸に問題があるようでした。

特に夜遅くに何かを食べてしまったり、暴飲暴食をしたりすると口内炎ができました。

ですから、それからは健康のことを意識して、できるだけ規則正しい生活を心がけました。また、食事内容も栄養面から改善をしていきました。

口の粘膜の健康を維持するためには様々な栄養素が必要になるのですが、特に現代人に不足しているといわれるのがビタミンB群です

私の場合もビタミンB群の摂取が不足していたために口内炎が頻発していたことがわかったので、サプリメントを飲むようにしました。

この時飲んでいたサプリメントはこちらです。

(画像をクリックして購入できます)

ビタミンB群の摂取は口内炎の改善以外にも驚くような効果があり、当時の患者さまにもお伝えすると、小学生の頃から15年以上口内炎に苦しんでいた人やご高齢の方までもが口内炎ができなくなりました。

口内炎予防に効果のある食べ物はあるのか?

ビタミンB群が粘膜の炎症や健康維持に関与しているのは口腔生理学によっても明らかになっています。しかし、このビタミンB群を食事によって必要量まで摂取しようとするのは無理があります。

なぜなら、1日に摂るのが望ましいビタミンB1やB6の摂取量は100mgなのですが、これにはとんでもない量を食べないといけなくなってしまいます。いくつか例を挙げますと、

ビタミンB摂取に必要な食事量

  • 豚ヒレ肉 8.2kg
  • うなぎ蒲焼 13.3kg
  • マバチマグロ 21.7kg
  • 牛レバー 11.2kg

引用:一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所

「g」ではなく「kg」です。とてもこんな量は食べられませんね。

ビタミンB群が不足がちになるわけですよね

これらのことを考えると、ビタミンB群に関していえば、口内炎予防に有効な食事はないのかもしれません。

でも、こんなに食べなくても口内炎にならない人はいっぱいいるよ!

そうです。たしかにこれだけの量を毎日食べている人はほとんどいないにも関わらず、口内炎ができない人はたくさんいらっしゃいます。

それは、口内炎はビタミンB群の不足の時に現れるものすごくたくさんある症状のうちの1つにすぎないからです。

つまり、口内炎以外の症状で出ているということですね

他には副腎疲労症候群などがあります

また、口腔粘膜を作る栄養素は様々です。貧血気味の女性が鉄分摂取によって口内炎ができやすいのを克服したということももちろんありましたが、ビタミンB群も同時に摂取してもらいました。

ビタミンB群がなければ体内でタンパク質が上手く利用されなくなり、その結果胃酸が低下して消化不良を起こし口内炎につながってしまうからです。

口内炎治療やうがい薬の効果は本当か?

「口内炎くらいで歯医者さんに行ってもいいのかな?」

と思われる方もいらっしゃるようなのですが、先ほどお伝えしましたように口内炎の原因には様々なものがあります。

  • なかなか治りがわるい
  • いつもより大きい
  • 痛みが強い
  • 楕円形ではない形をしている

というような場合には、歯科医院を受診された方がいいでしょう。

何かあったら嫌だもんね

こちらも参考にしてみてください

歯医者さんで主に行われる治療は

  • 消毒
  • レーザー治療
  • 非酸性ステロイド軟膏の処方

などがありました。

ただ、論文上ではレーザー治療の効果は「半日〜1日程度は治癒が早いかもしれない」という程度のもので有効性を感じられなかったので、私のクリニックでは導入しませんでした。

ある程度の大きさまでは、基本的には消毒をして軟膏(アフタゾロン・ケナログなど 注:ケナログは販売中止)をこまめに塗ってもらうだけで2、3日で治りました。

また、口腔内の清掃状態によっても治り方に影響がありますので、イソジンなどのようなうがい薬はそこそこ有効です。しかし、リステリンなどのようなアルコールを含む刺激の強いマウスウォッシュは避けた方が無難だと思われます。

まとめ:口内炎予防におすすめのサプリメント


ということでビタミンB群を(かなり?)おすすめしておりますけれども、これが有効なことは明らかなことです。

もちろん他にも必要な栄養素はあるんですよ

これを発見して以降、患者様の治療時で急を要する場合には近所の薬局でチョコラBBを購入して代用してもらうこともありました。

また、口内炎のことだけではなく、全身の健康のためにもビタミンB群の摂取は必要不可欠になりますので、私は今でも毎日飲んでいます。

ビタミンB群は身体のおよそ500の生体反応に関与しているといわれていて、まるでリレーをしているかのように体内で働きます。

例えば、ある部分まではB6を使って化学反応し、そこから先はB12を使って行われるというように働きます。

ですので、例えばビタミンB12単体のサプリメントを飲むというような摂取の仕方をするのではなく、

むしろ無駄になってしまいます

ビタミンB「群」としてバランスよく配合された吸収のしやすいものを毎日の習慣に組み込むことが必要であると考えます。

いつできるかわからない口内炎でも、ちゃんと準備しておけば安心して食事の約束ができるようになりますよ!

ご参考にしていただければ幸いです

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おくちせれぶの発起人。自分の歯並びや口臭などにコンプレックスを抱えている。世の中の間違った「歯」の問題を解決するために現役歯科医とタッグを組み情報を提供中。

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